| ■08/13/2004 | |||||||||||||||||
暑中御見舞を申し上げます。なにか地球の様子がおかしくて、猛暑の上、各地の豪雨は気象台始まって以来の記録的な雨量だそうです。熱中症、夏風邪にお気をつけてください。魚の方も何となくおかしくて、一ヶ月ほど魚が早く成っている感じがいたします。夏本番の握り寿司は、コハダの新子。すみイカの新(シ)イカに止めを刺しますが、紀州辺りの夏の本マグロの赤身をヅケでいただきますと、暑さで口の不味い時にはホッとするうまさです。 |
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寿司勇 店主
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| コハダの新子 | |||||||||||||||||
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小ぶりの岩ガキレモン添え。 穴子の煮切醤油のつけ焼き。ネギと一緒に食します。 新サンマの干物。 山陰浜田港のアジの干物。 等々、酒の肴も夏本番です。 |
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| シイカ | |||||||||||||||||
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飛騨川、久々野釣り |
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山女魚、鮎釣りには、色っぽい話は無いのが普通である。
夜明けから川に入って、夕方遅くまで魚と格闘しているのだから、 宿に帰って一風呂浴び、酒の二〜三本も飲んで食事を済ますと、 眠くて眠くて、とても色気どころでは無い。 バタンキューが本当のところだが? それでも何十年も釣りをしていると、 面白かった話は一つ二つ出てくるから不思議だ。 |
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大手電機会社のHさんから、久しぶりに久々野周辺で山女魚を釣りに行きませんかと云ってきた。 昔懐かしい釣場を訪ねてみよういう主旨である。 久々野というのは、高山街道沿いの小さな町で、高山線の駅があり、町の脇を飛騨川が流れている。 正面が乗鞍岳である。延々と国道沿いに流れている飛騨川が、久々野の入り口にある橋の上から国道を離れるのだが、その辺りから水量を減らして良い具合の川相になってくる。 大昔、大先輩達のグループに入れてもらって盛んに久々野へ通ったころは、中央高速が通じてなくて、甲州街道を延々と走って、諏訪神社の横を抜けて、悪路で有名な杖突峠を越えて岡谷へ出る。 その先から中央高速に乗ったのである。恵那山のトンネルが対面交通で、トンネルの中は時速50キロしか出せなかった。中津川のインターを出て、付知を通り、白川上流を抜けて乙女峠を越えて街道へ出たものである。下呂温泉、萩原、禅祥寺、久々野と云うルートで何年も通った。今思えば、山女魚、鮎も山程釣れた。 |
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Hさんと二人で、東京を夜半に立って久々野へ向かった。中央高速も今は全線通じているが、それはやめて松本経由、安房峠越えで車を走らせたら、夜明けには高山街道へ出ていた。 時間が早いから、高原川まで遠征して、栃尾温泉の下、昔、右田先生と二人で大物を何匹も掛けた所で釣ったが、身肉のブヨブヨとした六寸ぐらいの山女魚が何匹か掛かっただけだった。 双六谷へも行ってみた。相変わらず良い渓谷であったが、Hさんも私も一匹も釣れなかった。 昔、ここで八王子の加藤さんと釣った事があった。加藤さんは「島崎さん、二人で並んで毛鉤を振ったってしょうがないから、俺は対岸に渡りますよ」渡ると行っても、その時は雪代が出ている激流である。「危ないから止めてよ」と云ってる間もなく加藤さんは渡り始めた。真っすぐ渡って行く、頭が時々川の中に沈むが、なんと云う事も無く渡り終えたからびっくりした。あんなに川に強い人はいなかった。 |
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Hさんと久々野に戻り、乗鞍を正面に見て釣れる場所へ行ったのだが、そこには大きなコンクリートの赤い橋が掛かって、景色は台無しだった。意味も無い橋だった。川原は富栄養化と云うのか、葦が大量に繁り、魚の影は一つも見えなかった。 早めに宿に帰り、酒にして、「駄目だね、この辺りも」なんて言いながら、昔の良かった時代の話をしていたら、宿のお内儀が珍しく、相手をしにきた(お内儀は大柄な色白の美人である)。Hさんが昔この宿で、お内儀に倅の就職の相談をされて、名古屋の関連会社に入れてやった事があり、その倅も立派に務まっている事もあって、酒も進んだ。大分出来上がったころ、お内儀にスナックへ行って唄をうたいましょう、ダンスしましょうと誘われた。大した釣りもしてないから疲れもないので、行こう行こうと云う事になり、着替えて町のスナックに行くとお内儀の妹さんも来ていた。この妹さんは、久々野の布団屋さんへ嫁に行った人で、その布団屋さんは、片手間に釣道具や鮎の囮も売っていたから、久々野へ来ると必ず寄って、囮やテンカラの沈み毛鉤を皆で買って重宝した店であった。 旦那さんの両親が健在で、娘と一家五人で幸せに暮らしていた筈であったが、旦那さんが、高山のマッサージの女性に狂って、家を出てしまったと云う。仕方が無いから、娘を連れて布団屋さんを出て、家を見つけて、働くところも見つけて、暮らしているのだと云う。逃げた旦那さんの両親は孫娘の事が可愛いから、出て行かなくても良いと云ってくれたらしいが、そうも行かない事情が狭い町の事だからあったのであろう。 |
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宿のお内儀、妹さん、Hさん、私、全員酒が強かった。盛り上がって歌を唱い、ダンスをして時間が経ち、そろそろ帰ろうかとHさんに云ったら、妹さんんが「一寸一緒に行ってもらいたい所があるの」と言い出した。どこなのと聞くと妹さん曰く、男に逃げられたり、死なれたりして寡婦と云うか、未亡人というか。子供の居る人、居ない人。寂しそうな人達の集まる所があって、今夜はその集まりの日だから、参加してくれないか、と云うのである。「東京の人のしゃべり方も面白いから、きっと喜ぶから。お願い。」と云うのだ。ついでだから行くか、とゆう事に成って、タクシーを呼んで久々野の町外れの畑の中にある、結構な一軒家に着いたら、そうゆう訳のある女性が七、八人でもうパーティーが盛り上がっていた。その中に入って、最初は別れた亭主の事や、亡くなった亭主、相手の女とか色々の話から始まった。東京の飲み屋や、クラブや女性の話をして、次から次へとお変わりをしてくれる酒をどのくらい飲んだろうか。Hさんも私も人に負けない酒呑みではあったが、さすがに酩酊の状態である。少々年増の女性達に前後左右を取り囲まれて「飲んで飲んで、もっと話をして」なんて云われて調子づいているのだから、酔うのは当たり前である。 その内に一人の彼女が、肩を揉んでくれた。 お返しに揉んであげますと云うと、肩はいいからオッパイを揉んでと云って、私の手をおっぱいに持って行くのである。さあ、その辺から訳が判らなくなった。一体何人のおっぱいを揉んだか、さわったか。 Hさんは某大手電機会社一の巨根である。その事は、いつもゴルフ場の風呂で見ていた。彼女達がそれを見逃す筈はないから、どうしたろう。 夜が更けて、全員飲み過ぎてアウトの中で、タクシーを呼んでお内儀と宿に帰った。 翌日は朝から雨だった。思い出の久々野の乗鞍岳を正面に見える釣場で山女魚は釣れなかったが、大勢の素敵な女性達との一夜であった。「もう来る事もないかな」とHさんと話しながら帰途についた。 宿のお内儀と妹さんが、名残惜しげに見送ってくれた。 |
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■03/02/2004![]() |
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| 春うらら、ひな祭りです。寿司勇の春のちらし寿司をご紹介いたします。
ひな祭りは勿論、お花見、行楽に是非ご賞味ください。 具がたっぷりの五目寿司の上に、錦糸玉子、ハマグリ、穴子、車エビ、 春野菜の菜の花、ほうれん草は隠し味でやさしく煮ています。 自慢のちらしをどうぞ。 3月〜4月迄は作っております。前日迄に予約にて、一人前2,000円 |
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寿司勇 店主
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| 小皿・一人前 | ||||||||||||
| アナゴ、ハマグリ、車エビ、シイタケ、カンピョウ、ニンジン、酢バス、ホウレン草、菜の花、ゴマ、錦糸玉子、のり | ||||||||||||
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| お弁当・二人前 | ||||||||||||
| 大皿・四人前 | ||||||||||||
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| ●今月の一品:ハマグリ | ||||||||||||
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| 春は近海のハマグリが丸々と太って美味しい素材です。貝をむいて、しっかりボイルして、開いてワタを取り去り、ゆで汁を煮詰めて、ニキリ醤油、酒、みりんを合わせたツユに一晩つけ込みます。残ったゆで汁は見事なハマツユになります。握りは穴子のツメをたっぷりと塗って出します。つまみの時はユズかスダチの皮をおろして貝に塗り付けて、ワサビで食します。どちらも絶品受合いです。 | ||||||||||||